鹿児島酒造 武門 蔵番長


鹿児島酒造の侍士の会シリーズの銘柄です。蔵番長って番長かと思いきや、蔵番の長って意味だそうな。確かに、蔵の番長じゃ意味不明ですね(笑) 麹米に白玉米、芋はベジータクイーンという突然変異種の新種を使っているそうです。ベジータと聞いてあのキャラが浮かんだのは言うまでも無い。コモックへキープしてロックでいただきました。ちなみに、4合瓶で1650円と結構値が張ります。日常飲みにはやや高い。


飲んでみると、名前の割に口当たりはすっきりしているけど香りは結構キます。それと若干癖があるように感じます。この香りは普通の芋とは違って独特な感じがします。ベジータクイーンの持つ特徴のひとつなのでしょう。華やかな芋の香りではなく、落ち着いた芋の香りなんですが、香りは強いのです。どっしり構えた大人な感じですかね。どちらかと言えばロックの方が向いてる気がします。この香りは湯割にした時どうなるか気になりますが。味的には割るとあっさり過ぎるかもしれません。癖が気になる人はレモンを落としてみると飲みやすくなります。邪道かもしれませんが・・・。芋焼酎らしい芋焼酎でした。鹿児島酒造といえば黒瀬安光さん。私の中では芋焼酎らしい芋焼酎を造られる印象があります。鹿児島酒造では「やきいも黒瀬」が一番好きです。一度「黒瀬安光」を飲んでみたいものです。8900円くらいしますが・・・。それこそ普段のめる酒じゃないですね。私の中では普段飲みは1升で2000円以下が理想です。なかなかないですけど・・・。最近値上げがきついですし。