SO505iSってどうよ?

左、SO505iS  右、SO505i

まぁ、どうでもいいんですが(爆) なんか某巨大掲示板スレタイみたいだ(笑)今日は何か熱く語りたい気分なのでこんな特集。
ソニーエリクソンの中の人に熱く語っていただける機会があったのでこの機会にいろいろとまとめてみました。
今回のSO505iSはお客様のアンケートで要望が多かった部分の機能を充実させたという。オーディオ・ビジュアルを中心に。
ニーズに対して答えていくソニーの姿勢は良いと思う。いいんだけど、もはや携帯の世界から外れてしまっている気が。
ちなみに、ソニエリ調べによると、「音楽が聴ける」「動画を撮影できる」「テレビを見られる」「録画したテレビが見られる」・・・
というような携帯をユーザーが欲しているということですが。本当なのだろうか。確かに便利だけど携帯にそんな機能いりますか?
今回のSO505iSはそれらの機能(TVチューナーはないが)を充実させたということですが。相変わらずソニエリらしいというかなんと言うか。
もう、携帯電話なのかウォークマンなのかわかんないです。でもそんな携帯が欲しい人は是非買ってください。私には必要なさそうですけど。
そういう意味では面白い端末になってます。シリーズの中では明らかに異色を放つソニーエリクソン機でありました。
メーカーの人が色々なデモもしてくれたのでなかなか理解はしやすかったですが。普通の人が果たして使いこなせるのかな。
さて、SO505iSの実機使用、メーカーのお話を元に核心に迫ってみましょう。
●180度ターンスタイル・形状・重量等
うーん、私にはあまり魅力は感じられないけど。畳んだまま応答できたり、ほとんどの操作は可能。テンキー使わない作業は。
新採用のディスクジョグダイアルは慣れれば結構使いやすいかも。しかし、全く慣れないとこれは使いにくそうだよ・・・。
感覚としては、船の舵をくるくる回してる感じ。あと、パワステな大型車のハンドルを回してる感覚ですかね。私にはしっくり来た。
あと、今回上下左右キーも同時に搭載しているのがミソ。ジョグが使いにくいっていう人のために設けたという。なるほどね、悪くない。
回転して縦に開いた時の状態は505iより短い。使いやすさを追求したのが見て取れるが。短すぎて通話時にエコー起きないか心配だ。
明らかに前より軽いし薄くなっている。しかし、形状が不自然。アンテナ部が出っ張っているし、レンズカバーが出ていて邪魔くさい。
でも、小さく・軽くなったことはとてもいいことだと思う。先代での「でかい」「重い」「使いにくい」との評判を挽回できそうだ。
ちなみに、SO505iと比べて8mm薄くなり、12gの軽量化を実現している。なかなかの数値ですね。
しかし電池パックカバーが堅すぎて開かないと来たもんだ。何度やっても取れなかった。コツが必要みたいです。メーカーの人も苦労してた。
今回の505iSは至る所に苦労の跡が見て取れました。出っ張ったアンテナ部も通話品質のため。そんなソニエリの努力は認めたい。
ただ、薄くなった影響でシャッターボタンは小さくなり、押しにくいかも。カメラの使いやすさは先代に軍配。まぁ仕方ない話ですが。
●操作性・カメラ機能・オーディオビジュアル機能
画面表示、文字表示、フォント、アクション。どれを取っても505iなんか比べ物にならないほど見やすいです。
あのカクカクフォントはなんとかならねぇのか!って感じでしたけど。フォント変更により、だいぶ見やすくなった。良い進歩です。
ディスクジョグの動きに合わせて縦回転のメニューも割と良い感じ。ディスクを回すとバックのアニメーションが動いて綺麗。
デフォルトだと開く時に「シャキーン」と音が鳴ります。剣を抜くような。かっこいいけど、なくてもいい(笑)音は変更可能です。無音もOK。
カメラ機能は前回に比べて画素数の変化はなし(130万画素)。その分、動画撮影機能を大幅に拡充してきました。
あとフォトライトの光量アップも実現(505iの約4倍)。暗いところで威力を発揮しそうです。デジタルズームは最大で16倍。これも据え置き。
でも、動画でもズームが出来るようになりました。あと、動画撮影できる時間が長くなった。505iは一律約6秒でしたが。これは大きな進歩です。
QVGAでの動画撮影も可能に。ただし、小さい画面に比べると録画できる時間は減ります。能力は、大画面は5fps。小さい画面だと15fps。
実験では本体メモリ空っぽの状況でにQVGAで約5分保存できました。その後数枚SXGAで撮影しても余裕がありました。
メモリスティックを使えばもっと長時間でもいけます。一応最大128MBのメモリスティックDUOまで対応してるとのこと。PROは非対応。
テレビを録画する機能はまだ間口が狭い。録画できるのが新機種のVEGA15種と、TVチューナー付きメモリースティックレコーダのみ。
他の機械での録画は出来ないという。こりゃソニー信者しかありがたみないんでは・・・。間口狭すぎ。V601SHとは大違いです。
音楽を聞く機能は、MAGICGATEメモリスティックにダウンロード、もしくはソニーの専用ソフトとライターでCDから書き込むしかない。
ファミリーマートの端末でダウンロードできるが、1曲250円程度。高い・・・。しかも保存できる時間は高音質モードで1MB=1分です。
16MBなら16分。標準モードは約1.2倍、ロングプレイモードは約2倍保存可能だという。デモで録音した物を聴かせてもらいましたが、
高音質だとすごい音がいい。3スピーカーの恩恵か。ヘッドホンステレオ顔負け。長時間モードも聞きたかったがデモしてくれませんでした。
間口は狭いが、さすがソニー、妥協しないですね。満充電で4時間程度再生できるという。電池がなくなるまで再生できるわけではなく、
通話時間にして5〜10分。待ち受けにして48時間程度を残してプレイヤー機能は止まるとのこと。他のカメラ機能も同様みたいです。
●液晶画面の強度
ほとんどの生活傷には耐えられるほど強化してあるらしい。実際に金だわしでこすっても傷つかないという。本当かいな。
傷ついたらそれは保護シートでしょう。なんて言ってくれてます。確かに買ったばかりはわかりにくいけど保護フィルムが貼ってある。
では・・・ってことでシートを取り除いて爪で引っかいてみた。跡が残ったが、布でふき取ったらマジで傷がついていない。確かに強いや。
ソニエリさん曰く。「ソニエリの受付センターではSO505iの液晶が傷ついたというお問い合わせは極少数です。」
そりゃあんた。傷のことメーカー相談窓口に相談しないでしょう、普通は。他の所はどのくらいなのか確認したのか、と問いたい。
まぁ、確かに強化されてるのはわかったのですが。でも使ってるうちに傷つくと思うけどなぁ・・・。
●結局どうなのよ
まぁ、SO505iに比べれば遥かに魅力はあると言えます。でも、そんなAV機能いらない、って人は要らないでしょうね。
ターンスタイルも、私だったらP505iSにするよ。向こうも回転するけど2軸回転だ。回すのなら断然フレックススタイルの方がいいです。
音楽録音機能とかビデオ再生機能はすごい。すごいんだけど、間口が狭い。ソニー機器としか互換を持っていないし。機器も高い。
結論。SO505iSの販売ターゲットは、色々と機能を求める若年層かソニー信者でしょう。もっと互換持とうよ、ソニエリさん・・・。
えと、決してSO機をけなしてるわけじゃないですよ。客観的に見てどうなのかってことであって。これ見て気分を害したらごめんなさい。
はっきり言うと、私はSO505iSに関してはそれなりに好きです。505iは嫌いでしたが。開発した人たちの努力に敬意を表したい。
ただ、ソニー体質がいつまでも抜けない携帯開発はどうかと。もうちょっと間口広げたらいいのになぁ。なんて思うのでした。


こんな感じで携帯端末について色々と書いちゃいましたが。たまにはこんなのもいいですかね? 要望が多ければまたやろうかな。
しっかし。こんな日記は読んでても面白くないだろうなぁ(笑)